実現したいこと
- csvデータを用いてシステムパラメータ推定
- fminsearchを利用
上記のppt素材は下記を参照:
Matlabのバージョン
Matlab2021a
※ダウンロード形式として過去のバージョンも用意
必要なtoolbox
ダウンロードURL
※ご利用中のMatlabバージョンのフォルダをダウンロードしてください。
例:2021aバージョンであれば,上記リンクの「2021a」を選択
※上記プログラムの利用で生じたトラブルは一切の責任を負いかねます。
フォルダ構成
上記ダウンロードし展開。
(下記のようなフォルダ構成になっていることを確認)
実行方法
「Main_csv_fmin.m」を実行
まとめ・考察
前回の記事(Matlab_Simulink:制御結果をcsvファイルへ保存)において出力したcsvファイルデータを用いてシステムパラメータの推定を実施した。今回は①一次遅れ系,②二次遅れ系のモデル構造でシステムパラメータを推定した。結果としては②二次遅れ系の推定モデルの方が良好な推定結果が得られた(前回記事によるcsvデータは二次遅れ系であるため,正しい結果が出力された)。
ただし,実際の現場のデータにはノイズが含まれているためその点も別途考慮が必要である。また,推定精度が良好であっても推定モデルの次数が高すぎる場合は,ノイズ成分まで推定していることになり,本来のシステムの特性を表現できていない。したがって,適切な推定モデルの次数の設定が重要となる(一般的に,二次遅れ系であれば,極配置制御によりPID制御器を構成することができる)。